<クイズ>

次に挙げる大企業の共通点を

ご存知でしょうか?

 

大丸、高島屋、伊藤忠商事、東レ、

西武グループ、東洋紡、丸紅、

ヤンマー、武田薬品、ワコール、

ニチレイ、トヨタ自動車、

日本生命、西川産業・・・、

 

正解は、ルーツがすべて

滋賀県(旧近江)にあるということです。

 

これらの企業の祖の多くは

天秤棒をかついで各地を売り歩いていた

「近江商人」です。

 

近江商人も、その発祥の地によって

いくつかの種類に分かれますが、

今回はその1つ、「八幡商人」を

輩出した近江八幡市を訪ねました。

 

駅から伸びる「ぶーめらん通り」を

スタスタと20分程歩くと、

商いで財を成した商家の板塀が並ぶ

エリアに至ります。

天秤棒を担いだ商人達はここから

江戸や京都、大坂へと打って出たのです。

 

なぜ近江商人が成功したのでしょうか?

私は経営の専門家ではありませんので

あくまでも素人の個人的な感想ですが、

そこには商いに臨む上での彼らの哲学が

強く影響しているように思います。

「三方よし」という言葉があります。

これは「売り手よし、買い手よし、

世間よし」という意味で、

商売によって、売り手はお金を、

客は商品や満足感を得ることができ、

地域社会にも貢献できるという

考え方です。

 

他にも、「倹約は大事だけれど

高くても本当に良いものは長く使い、

物事には本気で取り組む」という意味の

「始末してきばる」や、

人知れず善い行いをすることを表す

「陰徳善事」など、

自分さえ儲かれば良いという考え方とは

正反対の哲学がしっかりと受け継がれ、

ているのです。

 

こうした正直な姿勢は

消費者からも強い支持が得られそうです。

やはり、何事にも自己中心的ではダメで、

他者・環境への思いやりや気遣いが

自分を成功へと導いてくれるのだと

改めて思いました。

 

「三方よし」、

テレビ局と視聴者、地域にも

同じことが当てはまりますね。

 

続く。