琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)には

「かわらけ投げ」のスポットがあります。

 

 

素焼きの杯(かわらけ)を投げて

30メートル程下にある鳥居をくぐると

願いごとが叶うというシステム。

 

 

300円で直径数センチの杯を2枚購入し

名前と願い事を書いて投げましたが

湖からの強い風に押し戻され、

2枚とも手前に落下してしまいました。

願い事は叶いそうにありません・・・。

 

 

一人で悔しがっていると、

先ほど乗船待ちの列に並んでいた

スナックのママと女性店員、

ゴルフ焼けした常連客と見られる3人が

到着して、かわらけ投げを始めました。

 

最初は女性2人が投げていずれも失敗。

次に男性が自信ありげに投げたのですが、

惜しい所には届いたものの失敗。

手前で落下してしまいました。

男性はとても悔しがり

女性達にカッコ良い所を見せようと、

さらに300円を追加で支払って

いそいそと願い事を書いています。

 

気持ちはよく分かりますが

ユーフォーキャッチャーではありませんし

「そこまでムキにならなくても」と思い、

外れることを願いながら立ち去りました。

 

女性が見守る中、

彼は成功するまで何度も何度も

焦りながらトライしたのでしょうか?

最後の1枚に書いた願い事は

「今度こそ鳥居をくぐりますように!」

だったのでしょう。

 

 

鳥居をよく観察すると、

何と、注連縄の上に乗っている

かわらけを発見しました。

これはかなり難易度の高い技です。

 

この杯にどんな願いが託されていたのか

知る由もありませんが、

きっと叶っているに違いありません。

 

あ、厳密にはくぐっていないから失敗か。

 

続く。