あす12月1日(土)の『なんしょん?』は・・・?

出演番組やイベント等のお知らせ

◆萩原渉の『これ行っとかねば!』

 イルミネーションの季節になりましたね♪

 私萩原がぜひ見に行ってほしい

 「イルミスポット」をご紹介します!

◆矢野みなみの『満腹散歩!』

 ~みなみの胃袋は海を越えて~

 今回散歩するのはお隣の国、韓国。

 首都ソウルで「あたたかいもの」を

 探し求めます。

 まず向かったのは人気観光地の「広蔵市場」。

 市場名物の屋台グルメが続々登場します。

 他にも、韓国と言えば欠かせない

 激辛「豪快鍋」やあったか体験など

 目白押しです。

 この冬、韓国旅行をお考えの方は

 ぜひご参考に!

◆上岡元の『せとメシ!』

 ホームパーティーに彩を添える、

 「魔法のふりかけ」とは~!?

◆藤本紅美の全力脱力ナマ中継、

 『これ行っとかれえ~♪』は

 イオンモール倉敷から。開催中の

 「しあわせのテディベア展」を

 ご紹介します♪

 

 

『なんしょん?』は

12月1日(土)正午~

生放送です!

どうぞご覧下さい♪

 

秋の奈良一人旅⑤ ~「低空散歩」で出会ったおじさん~

非日常の出来事

奈良県十津川村には、長さ297m、高さ54mの巨大なつり橋があります。

「谷瀬(たにぜ)のつり橋」です。

 

この上を歩くとギシッ、ギシッ、ミシッ、ミシッと音がして、ユラ~リユラリと橋が上下に揺れます。

 

平日の昼前とあって観光客はそれほど多くなかったのですが、それでも何人かが同時に橋の上を歩くと揺れが不規則になり気持ち悪くなります。

 

高所恐怖症ではない私でさえ慎重な足運びにならざるを得ないこのつり橋で、反対側から観光客とおぼしき60代くらいの男性グループがやってきました。

 

その中の1人が、あろうことか大股を開いてわざと橋を揺らしながら楽しそうに近付いてくるのです。他のお客さんが真剣に怖がっていてお気の毒でした。

 

なんでそんなことをするのでしょうね。

 

 

実は十津川村にはもう一つスリリングな「交通インフラ」があります。それが人力ロープウェイ、「野猿(やえん)」です。

 

 

川の上にワイヤーロープが張られていて、そのロープに吊り下げられた「やかた」に乗って、自力で引き綱をたぐり寄せて進むのです。

 

平日の夕方とあって観光客はそれほど多くなく、というか地元の通行人すら見かけず、順番待ちもせずに乗れるのですが(無料)、

ちゃんと対岸まで到達できるのか、戻って来られるのかが不安でなかなか乗り込むことができません。

さらに、山奥でおじさん1人がこの不思議な乗り物に乗ってニヤニヤしている光景を想像すると気恥ずかしくなり、足が前に進みません。

谷瀬のつり橋と比べるとかなり低空の移動ではありますが、下の河川敷には石がゴロゴロ。落下して打ち所が悪ければ命の危険もあります。誰も通らなさそうなので発見されるのに時間がかかりそうだし。

 

川の水はきれいだけど冷たそうだし。

 

「やかた」を吊るすロープ・・・。

大丈夫だとは思うけど・・・。

 

行政にも見放されたような気になり、ますます乗る気が・・・。

 

でも、どうせ誰も見ていないなら、逆に恥ずかしくありません。翌日には筋肉痛になるかもしれませんが、まあ戻って来られない距離でもないでしょう。

意を決して「やかた」に乗り込みます。「初・野猿」です。

 

手繰った分だけ、少しずつ少しずつ進みます。中央付近まではロープが緩やかな下りになっているのでわりと楽に進みます。

 

しかし、半分を過ぎるときつくなってきます。ロープが上りになるのでかなり強く引っ張らないといけないのです。

ようやく到着しましたが、落ち葉に埋もれた足場があるだけ。ここで降りてどこかに行くことも出来ません。

つまりこの「野猿」は、乗ったら最後、どれだけ腕が疲れても必ず自力で戻ることが義務付けられているのです。

 

帰り道の後半以降はさらに厳しさを増します。歯を食いしばってロープを引き寄せますが、進むのはほんのわずか。汗が吹き出します。

 

宙ぶらりんの状態で少し休憩していたら、目指しているスタート地点に軽トラが停まり、60代くらいの男性が2人降りてきました。

2人の話し声は聞き取れない距離でしたが、1人の男性がロープを引っ張り始めたのです。つまり、私が帰るのを助けてくれたのです。楽チン楽チン♪♪♪

私もロープを手繰る作業を再開し、何とかスタート地点に帰還することが出来たのです。聞くと、1人は地元の方、もう1人はその知人で初めて「野猿」を見る方。

私が帰れなくなって困っているのかと思い、助けてくれたようなのです。ありがとうございました。

 

 

意地悪なおじさんと親切なおじさんに出会った「十津川の低空散歩」でした。

 

秋の奈良一人旅④ ~車で山道を2時間 → 天国~

非日常の出来事

今回の旅の最大の目的地が、奈良県南部の山岳地帯に位置する「日本最大面積の村」、十津川村(とつかわむら)でした。深い深い山奥で、澄んだ川のせせらぎと小鳥のさえずりが聞こえる静かな村です。

 

この十津川村は、奈良県の旅行ガイドブックにすら詳しいことがほとんど紹介されていない、まさに「秘境」なのですが、壬申の乱(672年)で天武天皇が挙兵した時に戦功を挙げたり(その功績で明治時代の初めまで納税が免除!)、関ヶ原では東軍に属したり、幕末には京都御所の警備や戊辰戦争で活躍したりと、この村の住民達は歴史の節目節目に登場しています。

 

十津川村役場の道路向かいにある歴史民俗資料館では、その十津川の人々が先人から受け継いできた日々の営みの様子や、壬申の乱、南北朝の争乱、関ヶ原、明治維新といった大きな出来事がこの村の人達をどのように翻弄してきたのかを詳しく知ることができます。

 

 

今回は奈良が舞台となっている歴史小説や、司馬遼太郎さんの紀行エッセイシリーズの中の『十津川街道をゆく』を読んでから旅に出ました。近鉄大和八木駅前でレンタカーを借りて、天川村を経て十津川へ。曲がりくねった山道を2時間・・・。立派な道路が整備されたのは戦後になってからでしょうから、それまでこの地がいかに京都や東京といった中央から遠く離れた場所であったかが痛感できます。

 

なにせパンフレットの交通案内に記載されている、最寄りの駅からの所要時間がいずれも路線バスで2時間以上。到着すると、それだけで達成感を味わえる村です。空気はきれい。眺めも美しい。温泉はある。豊かで美味しい山の幸・・・。わざわざ下界から時間をかけて出掛ける価値のある、天国のようなスポットでした。

 

秋の奈良一人旅③ ~「ルールを守って参拝しましょう」~

非日常の出来事

奈良県桜井市にある大神(おおみわ)神社は日本最古の神社と言われています。

 

非常に広い境内にはたくさんの摂社・末社(小さな神社)があり、それらを巡るのも楽しみの一つ。市内を見下ろせる小高い丘にやってくると、

 

 『「縄」にぶらさがらないで下さい』という看板が。ぶらさがった人がいたのでしょう。神聖な境内で不謹慎な振る舞いをする人がいたものです。

境内には樹齢約400年の大きな杉の木があり、その洞(うろ)を神の化身と考えられている白蛇が出入りすることから「巳の神杉」と名付けられています。

 

境内ではおみくじも販売されていますが、そのおみくじを境内の樹木に結ばないよう警告する看板が設置されていました。

 

どこにでも結び付ける人がいたのでしょう。樹木が傷むし、景観も損ねてしまいます。

さて、「巳の神杉」にはお神酒や蛇の好物とされる卵が供えられていますが、

 

 

そこにもわりと歴史を感じられる看板が設置されていました。

 

 

「神杉に卵を投げないで下さい」

 

投げた人がいたんだ・・・。「神杉」に卵投げるか?

文化財を守るのは大変です。