現在の岡山市南部に広がる

1900ヘクタールの土地は

江戸時代前期の大干拓によって

生み出され、長らく「沖新田」と

呼ばれていました。

 

 

その大事業を後世に伝えようと

地元有志の皆さんが2013年に

劇団「沖新田一座」を旗揚げし、

「沖新田物語」というお芝居を

上演しています。

 

 

今から60年近く前に

地元の操南小学校の先生が書き

児童が演じた台本が元になっていて、

今月28日に操南中学校で行われる

創立70周年記念行事でも上演されます。

毎週火曜夜の練習は追い込みに

 

 

劇は5幕構成で1時間に及ぶ大作です。

岡山藩のお殿様や重臣が

食糧不足を解決するために

干拓を決める場面や

工事が難航する場面、

干拓の指揮を執る津田永忠の

屋敷に務める女中「キタ」が

龍神の祟りを鎮めるために

人柱になることを決意し、

入水する場面などが

丁寧に描かれます。

 

 

実は私の実家も沖新田にあり

先祖は干拓地への入植者です。

干拓にまつわるこのエピソードは

地元の伝説となっていて、

お芝居もここで終われば

「めでたしめでたし」なのですが、

今回の上演は、干拓地への

移住者(私のご先祖様)達が

苦労しながらたくましく生き抜く

後日談を中学生が演じるのが

ポイントです。

 

 

出演を立候補した新中2・中3

男女8人が去年11月から

毎週火曜の放課後に練習を

重ねてきました。

温故知新。子供達が地域の歴史を

伝えるのは素晴らしい取り組みです。

 

校長先生との夫婦役も息がピッタリ!

親子の役ではありません。

 

 

「沖新田物語」は

28日(金)午後2時からの

操南中学校開校記念式の後に

上演されます。

津田永忠役は同級生の大元君。

舞台監督は同級生の弟の佐藤君。

幼馴染が頑張っていて嬉しいです。

私も縁あって前説を担当させて

頂くことになりました。

入場無料ですのでぜひお越し下さい。